非常口
毎日を君と過ごせること
それは奇跡のようなこと
とても 幸せなこと
だけどキミが
もっと僕を好きなら
もっと幸せなのに
際限なく増え続けていく
この気持ちが
愛なのか 欲望なのか
全部あげたい と思う気持ちと
全部ほしい と思う気持ちが
混ざって絡まって
わからなくなる
僕らがもっと小さくて
幼い子供だったなら
一緒に遊ぶだけで幸せで
一緒に笑い合うだけで幸せで
何も知らないことと
純粋だということは
イコールではないけれど
純粋で何も知らない子供なら
感じる幸せだって大きいんだ
どうかな
そういう幸せと
今あるこの幸せと
どちらがより幸せかな
毎日そんなこと考えてる
大人になってしまった僕には
時々幸せが見えづらくなるから
そんな時は子供に戻ったつもりで
キミと遊ぶこと
笑うこと 手を繋ぐこと
想っては
手の中の幸せを
ちゃんと見つめるんだ